彼岸花の思い出

おかあさんのよぷは、子供のころから「彼岸花」=「こわーい毒」と思っていました。

ある日、えぷちゃんとまぷちゃんが、2人で学校から帰ってきました。
2人は大切そうに彼岸花の花束を持っていました。
「きれいな花が咲いていたから、おうちに帰って花瓶に飾ってもらおうね。おかあさんも喜ぶよ!」と思って持ってきたのです。

ところが、それを見たよぷかあさんはびっくり。
「えぷちゃんとまぷちゃんが毒を持ってる! お口に入ったらた~いへん」
「すぐ捨てなさーーい。すぐに手も洗ってーー」と大慌て

よぷは、その後どんな話をしたかは今は覚えていません。
きっと、「これは毒だよもう触っちゃだめだよ」とか言ったんでしょうね。
でも、2人がどんな気持ちでお花を持ってきたのかはあんまり考えていなかった。

ところが、20年後。
えぷちゃんとまぷちゃんが彼岸花を見ながら、2人で話していました。
「そういえば、昔、彼岸花持って帰ったら捨てられたよねー」

なんと、あんな昔のことを覚えていたんだ!しかも2人とも!
この時、初めて、よぷは反省しました。
「もっと落ち着いて行動するんだった。2人の気持ちを全然考えていなかったな」

でも、あの時は、そんな余裕なかったね。
やっぱりドジだね

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