どろ沼に靴がハマった話
えぷは小学校の頃、よくまぷちゃんを引き連れて公園に行きました。 そんな、わが家の近くの公園の横には大きな空き地がありました。 整備するんだかしないんだか、そこはずっと泥だらけでした。 ある日、えぷは妹のまぷちゃんを連れてその空き地で遊んでいました。 そこは、いつも小学校にいくときに通る空き地だったので怖いイメージはありませんでした。 でも、その日空き地は雨で泥沼になっていました。 ぐちゃぐちゃと泥の中を歩くうちに、まぷちゃんの靴が泥の中に! 気が付いた時にはもう足ごと泥の中で、えぷの力では まぷちゃんを泥から引っ張り出すのが精いっぱいでした。 靴は泥の中。いくら引っ張っても抜けなかった覚えがあります。 靴を履いて帰らなかったのか、それとも誰かが引っこ抜いてくれたのか。 その辺の記憶はほとんどありません。 帰ってからよぷに怒られたのかどうかも覚えていません。 ただただ泥って怖い!という記憶だけがずっと頭の中にあります。