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どろ沼に靴がハマった話

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えぷは小学校の頃、よくまぷちゃんを引き連れて公園に行きました。 そんな、わが家の近くの公園の横には大きな空き地がありました。 整備するんだかしないんだか、そこはずっと泥だらけでした。 ある日、えぷは妹のまぷちゃんを連れてその空き地で遊んでいました。 そこは、いつも小学校にいくときに通る空き地だったので怖いイメージはありませんでした。 でも、その日空き地は雨で泥沼になっていました。 ぐちゃぐちゃと泥の中を歩くうちに、まぷちゃんの靴が泥の中に! 気が付いた時にはもう足ごと泥の中で、えぷの力では まぷちゃんを泥から引っ張り出すのが精いっぱいでした。 靴は泥の中。いくら引っ張っても抜けなかった覚えがあります。 靴を履いて帰らなかったのか、それとも誰かが引っこ抜いてくれたのか。 その辺の記憶はほとんどありません。 帰ってからよぷに怒られたのかどうかも覚えていません。 ただただ泥って怖い!という記憶だけがずっと頭の中にあります。

彼岸花の思い出

おかあさんのよぷは、子供のころから「彼岸花」=「こわーい毒」と思っていました。 ある日、えぷちゃんとまぷちゃんが、2人で学校から帰ってきました。 2人は大切そうに彼岸花の花束を持っていました。 「きれいな花が咲いていたから、おうちに帰って花瓶に飾ってもらおうね。おかあさんも喜ぶよ!」と思って持ってきたのです。 ところが、それを見たよぷかあさんはびっくり。 「えぷちゃんとまぷちゃんが毒を持ってる! お口に入ったらた~いへん」 「すぐ捨てなさーーい。すぐに手も洗ってーー」と大慌て よぷは、その後どんな話をしたかは今は覚えていません。 きっと、「これは毒だよもう触っちゃだめだよ」とか言ったんでしょうね。 でも、2人がどんな気持ちでお花を持ってきたのかはあんまり考えていなかった。 ところが、20年後。 えぷちゃんとまぷちゃんが彼岸花を見ながら、2人で話していました。 「そういえば、昔、彼岸花持って帰ったら捨てられたよねー」 なんと、あんな昔のことを覚えていたんだ!しかも2人とも! この時、初めて、よぷは反省しました。 「もっと落ち着いて行動するんだった。2人の気持ちを全然考えていなかったな」 でも、あの時は、そんな余裕なかったね。 やっぱりドジだね